失業や借金が原因のうつ症状を改善する方法

失業

仕事やお金に関するトラブルは、うつ病を発生する引き金として、大きく影響します。

うまくいっていたはずの仕事がうまくいかなくなる。焦って何とかしようとする程、ますます上手くいかない。

失業して家計の状態はきつくなり、借金で回すうちに、借金が大きく膨らんで返済できなくなっていく。。。

どれもが心にズシリとくる厳しいストレッサーです。

失業や借金のストレッサーがうつ症状の原因になっている場合

あなたは、次のようなストレッサーを持っていませんか?

うつ病の原因の中で、仕事やお金のトラブルによって生じるストレッサーを、多い順にあげています。

失業や借金など仕事にかかわるストレッサー

  • 失業
  • 100万円以上の借金
  • 借金の返済ができないこと
  • 家計状態の困難
  • 仕事上の失敗
  • 成績不振
  • 交通事故
  • マイホームの購入
  • 法律違反

このような事態が生じると、どんな人でも弱気になったり、先行きを悲観したりしてしまいます。

しかしながら、厳しい状況におかれても、心の持ちようによって、新しい仕事を見つけ、経済状態を以前より良いものにする人もいれば、その反対に、気持ちが落ち込んでしまい、何もする気がなくなり、心だけなく体まで悪くしてしまう人もいます。

その違いとなるマインドセットとは何でしょうか?

仕事やお金にかかわるうつ病の原因となるマインドセットとは

上のストレッサーから、あなたのうつ病の原因となるストレッサーをイメージしながら、あなたのうつ症状を引き起こしているマインドセットを、下記の7つの代表的なマインドセットから見つけてください。

  1. 何の根拠もないのに将来について非常に否定的悲観的な予想をしてしまう悲観的予想
  2. 自分や周りの状況について、過程を飛ばして過剰な一般化をしてしまうオールオアナッシング思考
  3. の根拠もないのに最悪の結論と思い込んでしまう結論への飛躍
  4. 物事や自分の否定的な細部を選び出して注目し、そのことばかり考えて、良い面からは目を背けて見ないようにするトンネル視野
  5. 何かよくないことがあると、自分が悪いと思い込んでしまう自責思考
  6. 人に対してあるやり方でやらなければならないと思い込む人へのねばならない思考
  7. 自分に対してあるやり方でやらなければならないと思い込む(自分へのねばならない思考

1つづつ事例を挙げて、ご説明していきます。

悲観的予想

何の根拠もないのに将来について非常に否定的悲観的な予想をしてしまう

例えば、悲観的予想というマインドセットを持つ人の場合、仕事上の失敗が続くと、悪い状態の否定的な予想をして、もうリストラされるんじゃないかと思い悩んだりします。

そして悲観的な予想がどんどん膨らみ、リストラされて失業するとお金がすぐになくなって、生活していけなくなるのではないかと考え、気持ちが落ち込んで、うつ症状になっていき、働くことができなくなってしまいます。

オールオアナッシング思考

自分や周りの状況について、過程を飛ばして過剰な一般化をしてしまう

このマインドセットは、別名、完璧主義とも言いわれ、例えば、仕事でミスをすると、それがちょっとのミスでも、滅多にないミスでも、そんなこと関係なく、ミスをする自分はダメな人間だと決めつけてしまうような人に当てはまります。

このマインドセットを持つ人は、なんでも完璧でなければ気が済まずに、少しでもケチがつくと一気にやる気を失って落ち込んでしまうのです。

結論への飛躍

何の根拠もないのに最悪の結論と思い込んでしまう

ある会社の求人に応募した男性は「もし採用する場合は、月曜日に電話します」と言われたのですが、月曜の正午までに電話がなかったので「採用されなかったんだ」と思い込んでしまいました。

月曜日に電話しますといわれたにもかかわらず、正午になった時点でもう駄目だったと最悪の結論に決めつけてしまい、そのあと、自暴自棄になって電話がかかってきたことにも気が付かず、大きなチャンスを逃してしまいました。

トンネル視野

物事や自分の否定的な細部を選び出して注目し、そのことばかり考えて、良い面からは目を背けて見ないようにする

例えば、ある男性は、借金の返済が遅れてしまい、債権者から催促の電話が入り、遅れたことをひどく責められました。

彼は、借金をしたことと、返済が遅れたこと以外は、とても有能であるにもかかわらず、そのような失敗をするような自分は、人間として最低だと落ち込んで、何をする気力も無くなってしまい、それをきっかけに、以前上手く出来ていたことも出来なくなっていきました。

自責思考

何かよくないことがあると、自分が悪いと思い込んでしまう

ある男性が出勤し、上司に挨拶しましたが、彼はうなずいただけで返事をしませんでした。

そこでその男性は「上司は僕のことを嫌っているんだ」と思い込んでしまいました。

上司に確かめなければ、いつまでも不必要に悩んでいなければなりません。

もしかしたら上司は仕事のことで頭が一杯だったのかもしれないし、妻と喧嘩をして不機嫌だったのかもしれないし、他にもいくらでも理由は考えられます。

人の気持ちは他人には分かりませんが、うつになる人たちは、他人の気持ちに一喜一憂して自分を責める傾向が強いのです。

ねばならない思考

あるやり方でやらなければならないと思い込む

ある女性が、同期の男性と、係長昇進を目指しライバル関係にありました。

その会社は古い体質だったため、この女性は「私は仕事で特別の業績を上げねばならない。そうでなければ昇進することはできないだろう」と思い込み、必死で仕事をしましたが、特別の業績を目指すという実力以上のプレッシャーのために体調を崩し、結局昇進競争にも敗れてしまいました。

この「ねばならない」は、自分自身に向かうこともありますし、他人やまわりの現象に向かう時もあります。

「~すべき」「~すべきではない」「~しなければならない」などの表現になることも多いです。

いかがでしょうか? 仕事やお金に関わるストレッサーが原因で、うつ症状になっている人に多いマインドセットの影響の例をご説明しましたが、

あなたに思い当たるものがあったでしょうか?

仕事やお金によるうつ病の原因となるマインドセット(価値観・思い込み)を特定する

ここにあげたマインドセットは、仕事によるうつ病の原因となるマインドセットの代表的なものです。

うつ症状にある人は、この中のどれかのマインドセットを持っていることが多いです。

仕事に関係する問題のために、あなたにうつ症状が出ているのであれば、あなたの心の受け止め方、すなわち、マインドセットをよりよいものに変えてゆきましょう。

薬の前に出来ること

鬱(うつ)病:薬を飲む前に出来ること

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